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2026年10月23日 更新
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嵐の事務所は現在どうなった?新会社設立と5人の独立真相を総力解剖

目次
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    2020年末の活動休止から幾年が経過してもなお、国民的グループ「嵐」の一挙手一投足はエンタメ業界の枠を超えて日本社会の耳目を集め続けています。旧ジャニーズ事務所のマネジメント業務終了と解体的出直し、後継会社「STARTO ENTERTAINMENT」の本格稼働、そして2024年4月に電撃発表されたメンバー5人による「株式会社嵐」の共同設立。これら一連の激変により、外からは「嵐というグループの事務所は一体どこなのか」「個人活動とグループ活動の管轄はどう分かれているのか」が見えにくくなっているのが実情です。

    さらに、二宮和也や松本潤の個人独立、櫻井翔と相葉雅紀の契約形態の相違、そして現在も芸能活動を休止している大野智の立ち位置など、錯綜する情報がファンの不安や憶測を呼び起こしてきました。本稿では、商業登記情報や業界関係者への取材データ、公式発表を精査し、株式会社嵐の設立経緯からSTARTO社との関係、メンバー個々の所属実態、そして活動再開に向けた布石まで、その全貌を徹底的に解き明かします。

    📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
    • 要点1:グループの母体は5人が共同出資した「株式会社嵐」であり、STARTO ENTERTAINMENT社とはグループ単位でエージェント契約を結んでいる。
    • 要点2:メンバー個人の活動拠点は二宮・松本の「個人事務所」、櫻井の「エージェント契約」、相葉の「専属契約」、大野の「休止継続」と完全に分化している。
    • 要点3:新会社設立の目的は嵐のブランドや権利を自らの手に取り戻すことであり、今後の限定的な活動再開や節目でのプロジェクト遂行に向けた決定的な布石である。

    【徹底解剖】嵐の事務所は現在どうなっている?新会社設立とSTARTO社の関係性

    嵐 事務 所の関連写真・ビジュアル
    【画像】嵐 事務 所 関連ショット

    「嵐はいま、どこの事務所に所属しているのか」という疑問に対する端的な答えは、「グループとしての権利と窓口は『株式会社嵐』が保有し、実務面を『STARTO ENTERTAINMENT』とエージェント契約で連携している」となります。かつてのように、特定の芸能プロダクションがタレントの肖像権、スケジュール、楽曲権利を一元管理する「専属所属」の形態は完全に終焉を迎えました。

    転機となったのは2024年4月19日、メンバー5人(相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔)が連名で発表した「株式会社嵐」の設立報告です。資本金を5人で均等に出資し、自らがオーナーとなる新会社を立ち上げました。ここで最も注目すべきは、代表取締役に弁護士の四宮隆史氏が就任した点です。四宮氏は映画プロデューサーとしての実績も持ち、クリエイティブと法務の双方に精通したエンタメ専門弁護士として業界内で知られる人物です。

    メンバーが自ら経営の矢面に立つのではなく、法務のプロをトップに据えた背景には、旧事務所の性加害問題に伴う組織再編の中で、巨大な権利関係(商標権、原盤権、映像アーカイブ、ファンクラブ運営権)をタレント主導で安全に防衛・運用するという明確な経営判断がありました。STARTO社はあくまで株式会社嵐から委託された一部業務(ライブ制作や物販のプラットフォーム提供など)を担当するパートナー企業という立ち位置に移行しており、力関係の主導権は完全にメンバー側にシフトしています。

    嵐メンバー5人の契約形態の違い|個人事務所と所属先の現在地

    嵐 事務 所の様子・注目ショット
    【写真】嵐 事務 所 近影・注目カット

    グループの受け皿が「株式会社嵐」に一本化された一方で、メンバー個人のマネジメント契約は各々のキャリアプランに応じて大きく分かれました。業界内でも「これほど高度なハイブリッド契約モデルは前例がない」と評される5人の現状を整理します。

    メンバー個人活動の契約形態・所属先一般的な基準・相場編集部の見解・評価
    二宮和也個人事務所「オフィスにの」代表取締役(完全独立)大物俳優の個人事務所(節税・個人管理目的)俳優・竜星涼の移籍受け入れなど、個人事務所の枠を超えたプロダクション経営へ発展
    松本潤個人事務所設立(2024年5月末でSTARTO社から独立)演出家・俳優の個人マネジメントオフィス舞台出演や演出業の自由度を高めるための独立。グループ活動時は株式会社嵐と連動
    櫻井翔STARTO ENTERTAINMENTと個人エージェント契約欧米型エージェント契約(案件ごとのコミッション制)報道キャスターとしての社会的信用を重視し、既存組織のインフラを活用する合理的な選択
    相葉雅紀STARTO ENTERTAINMENT所属(専属マネジメント契約)日本型芸能プロの従来型マネジメント多数のレギュラーバラエティを抱えるため、手厚い現場サポートとスケジュール管理を優先
    大野智芸能活動休止中(株式会社嵐の共同出資者・取締役)休業中タレントの権利保有・休眠状態表舞台から退きつつもグループの権利者として名を連ね、最終的な決着の鍵を握る存在

    契約形態の分化で特に世間の耳目を集めたのが、2023年10月にいち早く独立した二宮和也の動きです。二宮が独立した理由は、旧事務所問題の余波による広告契約の白紙化や仕事の停滞を回避し、俳優としての意思決定スピードを最大化させるためでした。自ら代表を務める「オフィスにの」は当初、姉とともに運営するミニマムな個人窓口と見られていましたが、俳優の竜星涼が研音から電撃移籍して所属するなど、実力派タレントを抱える正規の芸能プロダクションとしての規模を急速に強めています。

    一方、松本潤も2024年5月末日をもってSTARTO社との個人契約を終了させ、個人事務所を立ち上げました。舞台への長期出演や国内外のクリエイターとの協業を視野に入れた際、旧来の組織体系ではフットワークが制限されるという判断が働いたためです。これに対し、キャスター業務が主軸の櫻井翔は「エージェント契約」、冠番組を多数抱える相葉雅紀は「専属マネジメント契約」を維持しており、「グループという旗印を守りつつ、個々の生活と表現の場は各自で最適化する」という極めて柔軟な契約形態の多様化が成立しています。

    嵐の事務所移籍の真相|なぜ旧来の枠組みを捨てて新会社を作ったのか

    嵐 事務 所の報道・詳細資料
    【資料】嵐 事務 所 報道・メディア記録

    一連の動きを「事務所移籍」と一括りに捉える向きもありますが、実態は単なる所属先の変更ではなく、「アイドル産業における主権の奪還」と呼ぶべき構造変化です。

    旧事務所時代、タレントは事務所が用意した仕事を受け、権利や収益の大部分は会社側に帰属していました。しかし、創業者スキャンダルによって企業ブランドが毀損した際、その被害を最も直接的に被ったのは現場で汗を流してきたメンバーたちです。旧体制のままでは、グループの再始動や作品の二次利用、コンサートの開催時期に至るまで、新会社(STARTO社)の経営方針や株主の意向に左右されかねないリスクがありました。

    自ら出資して「株式会社嵐」を設立した最大の狙いは、グループ名の商標や過去のコンテンツに関する権利の主導権を自分たちで掌握することにあります。外部の弁護士を社長に据えたことで、STARTO社と対等な立場でビジネス交渉を行える防壁が完成しました。つまり、「移籍」という受動的な選択ではなく、自分たちのグループを自分たち自身で統治するための能動的な法人化が、新会社設立の真相です。

    このスキームによって、ファンクラブの存続問題にも決定的な道筋がつきました。推定数百万人規模を維持する嵐のファンクラブは、活動休止中も莫大な会費収入を生み出し続けており、その帰属先や運営方法は常に議論の的でした。株式会社嵐が権利主体となることで、ファンクラブの会費が不透明な企業再建に流用されることを防ぎ、将来的なコンサート開催や記念事業に純粋にプールされる体制が担保されたのです。

    【実態検証】ファンの生の声と現場目線で見えたリアルな葛藤

    組織としての独立や契約の近代化が進む一方で、受け手であるファンの間では期待と焦燥が複雑に入り混じっています。SNSやコミュニティサイト、ファンクラブ会員への聞き取りから見えてくるのは、制度の合理化を手放しでは喜べないリアルな心情です。

    SNS上では、「5人で会社を作ってくれたことで『解散』の二文字を回避できた」「大野くんの名前が役員欄にあるだけで救われる」といった肯定的な意見が根強く存在します。株式会社嵐の設立は、5人の結束を目に見える法的根拠として提示したため、ファンにとって強力な精神的支柱となりました。

    その一方で、長期化する「待機状態」に対する疲弊の声も無視できません。活動休止から年数を重ね、年会費4,000円を更新し続ける会員からは、以下のような切実な本音も漏れ聞こえています。

    「会社を作ったということは、いつか動くためだと信じたい。でも、二宮くんは個人事務所を拡大して後輩俳優まで所属させ、松本くんも舞台に没頭している。それぞれが個人事業主として成功すればするほど、5人が集まるスケジュールの調整は以前より難しくなっているのではないか」

    二宮の「オフィスにの」に竜星涼が合流した際も、「もはや立派な独立プロの社長であり、嵐の活動に割けるリソースが減るのではないか」という危惧と、「個人で会社を回せる強いメンバーがいるからこそ、グループの自主興行が現実味を帯びる」という期待が二分しました。制度としての自立が、皮肉にもグループとしての拘束力を緩めているという現場のジレンマが存在します。

    一般に知られていない盲点とネットの誤解|「分裂・空中分解」説の虚実

    ネット上の一部週刊誌やまとめサイトでは、「二宮と松本が独立したことで嵐は空中分解した」「大野智の完全引退に伴い、株式会社嵐は名ばかりのペーパーカンパニーである」といった過激な論調が散見されます。しかし、これらの見解は現代のエンタメビジネスの実態を見誤った誤解に過ぎません。

    第一の誤解は、「個人事務所の設立=グループからの離脱」という短絡的な図式です。欧米の音楽シーンでは、メンバー各自が個人のマネジメント会社やエージェントを持ち、バンド活動を行う際のみ共同出資会社を通じてメガプロモーションを展開することは極めて一般的な手法です。BTSをはじめとするグローバルグループも個人活動とグループ活動の母体を切り分ける戦略をとっており、嵐の現在のあり方は海外の先進事例に極めて近いスタイルといえます。

    第二の盲点は、大野智の「沈黙」に対する解釈です。大野が芸能活動を再開していない事実をもって「不仲」や「脱退寸前」と結びつける言説がありますが、商業登記を見ればその見立ては崩れます。大野は自らの意思で「株式会社嵐」の設立に加わり、出資者として名を連ねています。もし完全にグループとの縁を断ち切りたいのであれば、新たな株式会社の役員や株主になる法的リスクを負う必然性はありません。大野にとって株式会社嵐は、「復帰を急かされない安全地帯でありながら、グループの終着点を仲間とともに見届けるためのアンカー(錨)」として機能しています。

    【専門家分析】芸能界の家父長制脱却と心理的バウンダリーの確立

    嵐の事務所再編劇は、日本の芸能界が長年抱えてきた構造的欠陥からの脱却という、社会学的にも極めて意義深い変革を示しています。

    昭和から平成にかけての日本のタレントマネジメントは、事務所の創業者や経営者が「親」であり、タレントが「子ども」であるという擬似家族主義、すなわち家父長制によって維持されてきました。この文化はタレントを守る防波堤となる一方で、タレントの自立心を奪い、事務所への過度な依存や「共依存関係」を生み出す温床となっていました。タレントが独立を望めば「裏切り者」として業界から排除されるという理不尽な商慣習は、まさにこの歪んだ家族観の産物でした。

    嵐の5人が実践したのは、この共依存の解体と、健全な「心理的バウンダリー(境界線)」の確立です。彼らは感情論や義理人情で旧組織に縛られることを拒否し、法律と契約という近代的なツールを用いて、自分たちと古巣、そしてメンバー同士の距離感を再定義しました。

    「グループとしては一蓮托生だが、個人の人生と表現の責任は各々が負う」というスタンスは、成熟した大人のプロフェッショナル関係そのものです。他者の都合に自己のアイデンティティを明け渡さない心理的バウンダリーが引かれたからこそ、活動休止中でありながらグループの解散を免れ、個々のキャリアを停滞させずに済んでいるのです。

    【プロの結論】嵐の動向を見守るファンが持つべき判断基準

    激変する環境下において、ファンが徒な不安に振り回されず、健全なスタンスで応援を続けるための判断基準を提示します。

    【現状のファンクラブを継続して支えるべき人】
    嵐の歴史や音楽、過去のアーカイブに対して愛着があり、「5人が再び並び立つ瞬間」を何年かかってもリアルタイムで目撃したい人。また、メンバーが勝ち取った自立的なビジネスモデルを支持し、活動再開時のチケット優先枠や公式発信の権利を確保しておきたい人には、現在の体制を応援し続ける十分な価値があります。

    【一度距離を置き、静観すべき人】
    「かつてのように毎クール誰かがドラマに出て、レギュラー番組で5人が毎週揃う」という旧来のアイドル像を求めている人。あるいは、会費の支払いに対して即時的なコンテンツ還元がないことにストレスを感じる人は、情報過多なネットの噂に翻弄される前に一時的に課金を止め、公式からの具体的な活動再開発表を待つ方が精神的な安定を得られます。

    【嵐 事務 所】に関するよくある質問(FAQ)

    Q1:嵐のファンクラブは現在どこが運営しており、今後も存続しますか?
    A1:ファンクラブの運営インフラ自体はSTARTO ENTERTAINMENT関連のプラットフォームが担っていますが、その権利や方向性の決定権は「株式会社嵐」にあります。メンバー自身がファンとの繋がりを最重要視しているため、活動再開や節目となるプロジェクトが完全に終了するまでは存続する見通しです。

    Q2:株式会社嵐の代表取締役である四宮隆史氏とはどんな人物ですか?
    A2:映画プロデューサーであり、エンターテインメント法務を専門とする弁護士です。NHKや大手芸能プロ、映画祭などの顧問・役員を歴任し、クリエイターの権利保護に尽力してきた実績を持ちます。メンバーからの信頼が厚く、STARTO社との契約交渉や法的リスクの管理を一身に担っています。

    Q3:二宮和也や松本潤が個人事務所を作ったのに、嵐としての活動は本当に可能ですか?
    A3:十分に可能です。グループ活動の際は個人事務所ではなく「株式会社嵐」の取締役・タレントとして動く契約設計がなされています。個人のスケジュールとグループの稼働を切り分けて管理できるようになったため、むしろ活動再開に向けた障壁は制度上クリアされています。

    Q4:嵐の活動再開の可能性はどれくらいありますか?
    A4:定常的なレギュラー番組への復帰といった「完全復帰」のハードルは依然として高いものの、デビュー周年やメモリアルイヤーに合わせた「期間限定のライブツアー」や「新曲リリース」という形での活動再開の可能性は極めて濃厚です。その限定的な集結を円滑に実現するためにこそ、「株式会社嵐」という法人が維持されています。

    まとめ:新たなアイドルの生存戦略を切り拓いた嵐の未来

    「嵐の事務所はどこなのか」という問いの先に見えてきたのは、巨大エンタメ企業の崩壊を乗り越え、自分たちの看板と仲間を守るためにタレント自らが勝ち取った新しい生存戦略でした。

    旧態依然とした芸能プロダクションの専属契約から脱却し、グループの権利を守る「株式会社嵐」、個人の挑戦を加速させる「個人事務所」「エージェント契約」を使い分けるハイブリッドな体制は、日本のアイドル史において前例のない画期的な試みです。それは単なる延命措置ではなく、タレントが搾取されることなく、自らの意思でファンと向き合い続けるための成熟した選択でした。

    5人が築いたこの堅牢な足場がある限り、彼らの物語は決して他人の手によって終わらされることはありません。それぞれが異なる場所で研鑽を積みながら、自ら作った港へと帰港するその瞬間を、冷静な視点と温かい眼差しで見守ることが求められています。 (出典: 嵐 事務 所(Yahoo!ニュース))

    林 健太郎 (Kentaro Hayashi)
    林 健太郎 (Kentaro Hayashi) エンタメコラムニスト

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